watamasa diary

サーフィンと出会いとバイクのことを中心に書いてます。

【スーパーブラック企業】風俗広告営業マンが経験したこと

風俗広告営業マンになったきっかけ

【スーパーブラック企業】風俗広告営業マンが経験したこと

結婚を機に就職先を探していた時にたまたま見た求人サイトで見つけた会社に応募して今回会社で働くことになりました。

風俗業界に偏見がないので、

"未経験でweb系の営業になる為には"

と考えた時に

【風俗業界なら間口も広いから入りやすそう。】

というのも求人広告を見るとこんな言葉が書いてあったからです。

【未経験歓迎!!】

このフレーズの闇を知ることになるとはこの時は思いもしませんでした。

 

風俗広告営業マンの労働環境

・月給25万円

・週休1日

・ボーナスあり(寸志程度)

・勤務時間10:00-26:00

・残業なし

 

風俗広告営業の楽しいところ

ブラック企業でも楽しい部分というのはありますが、それは感覚がマヒしていって実は勘違いだったという事もあります。

今思うと勘違いだったのかな?と思います。

仕事内容は既存のお客さん周りや新規開拓がほとんどです。

外回りがメインで、朝から外回りして、夜に会社に戻り日報を打ち込んで、提案資料作りをして、1日が終わります。

仕事自体は外回りなので、さぼってもバレないのが良いところですが、よく会うお客さんと仲良くなり、時間つぶしに付き合ってもらったり、行く度にジュースを出してもらいながら世間話をするのが仕事の大半でした。

 

風俗店では女の子の確保がものすごく大変で、入店してもすぐ辞めてしまう子が多いので、女の子をいかに長く働いてもらうかというのはどこのお店も共通した悩みでした。

お店を頻繁に訪問していると、訪問したお店の店長さんに

 

店長「この後って時間ある?」

僕「時間ありますよ。」

店長「新人なんだけど、今日仕事付いてないからお金はこっちが払うから入ってくれない?」

 

 

こういう誘いも結構もらえたりするので、いい思いをする人もいるみたいでした。

中には自分からお店に対して、

「今日体空いてますよ!」

とアピールする強者もいました。笑

 

一緒に働いている先輩や後輩共に長い時間働いているせいかみんな仲が良くなるというには良いところだと思います。

家族よりも過ごす時間が長いので、必然的に仲良くなります。

 

風俗広告営業の辛いこと

とにかく労働時間が長い。

出勤してから時計の針が一周することは当たり前で、1周半することもあるので、家に帰らずに会社に泊まる人もいました。

仕事が詰まっているわけでもないのですが、会社全体で帰れない雰囲気があるので、帰りたくても帰れませんでした。

ただ営業の良いところは業務のほとんどが外回りで移動も徒歩か電車移動なので、仕事中に酒飲んで昼寝したり、夜も打ち合わせって言いながら合コンにいく営業マンもいて、仕事中にプライベートの用事を済まさないと休みの日になにも出来なくなります。

 

 

求人広告の週休2日って書くのを辞めてほしいですよね。

確実に週休2日あるわけではなくて、月に何回かは分からないけど、週休2日の週もあるよという意味らしいので、応募する人は誤解しますよね。

土曜日か日曜日は会社行事で確実に潰れて、実質週休1日がほとんどでした。

休みががっちり欲しい人にはあまり向かない仕事です。

 

結局長時間労働と休みの少なさにうんざりして仕事をやめました。

 

~まとめ~

この会社を辞めた後は求人広告の募集内容やキャッチフレーズはほとんどが嘘じゃないか?

ホワイト企業なんてないから就職したくない!!という感覚に数年ほど襲われて仕事を探すのがとても大変でした。

どんなところで働いても今回の会社のような所ばっかりなんじゃないかとなってしまい、体力的につらいだけではなく、精神的にダメージを受ける人もいるんじゃないでしょうか?

【未経験歓迎!!】

という言葉に隠された意味は使い捨てにするよっていう企業のメッセージなんだろうなと働いて実感した仕事でした。笑

労働時間が長い会社では、大事な友人や家族関係が壊れてしまうこともあるので、働くときはよく見て会社を選んだほうがいいなという教訓が出来ました。